PowerPointでベン図の使い方をお探しですね。
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PowerPointで美しいベン図を作る方法──重なり部分の色を自由に変えるコツ
PowerPointでプレゼン資料を作るとき、複数の要素の共通点や関係性を見せるのに「ベン図」ってすごく便利ですよね。
でも、いざ円を重ねて作ってみると、重なった部分の色が変な感じになったり、なんだか見た目がイマイチだったり…。
そんな経験、ありませんか?
この記事では、PowerPointを使ってベン図をキレイに作る方法を紹介します。
特に、多くの人がつまずく「重なり部分だけを好きな色に変える方法」も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
PowerPointでベン図を作るときの「あるある」な悩み
PowerPointでベン図を作ろうと思ったら、まず思いつくのが「円を重ねる」方法ですよね。
挿入タブから楕円を選んで、Shiftキーを押しながらドラッグすると、キレイな正円が描けます。
これを2つか3つ配置して、少し重ねるだけで、一応ベン図っぽい形はできあがります。
でも、ただ重ねただけだと問題があります。
それぞれの円が別々の図形として前後に重なっているだけなので、交差している部分がちゃんと表現できないんです。
そこで多くの人が試すのが、図形を「透過」させる方法です。
図形の書式設定で透明度を上げると、後ろの円が透けて見えて、重なった部分が混ざった色になります。
手軽な方法なんですが、これには大きな問題があります。
重なり部分の色が、思ったような色にならないんです。
たとえば、青と黄色を重ねてキレイな緑色にしたいと思っても、なんだかくすんだ暗い色になってしまって、スライド全体の見た目を悪くしてしまいます。
それに、透過を使った方法だと、重なり部分だけに文字を入れたり、その部分だけを目立つ色で塗りつぶしたりすることができません。
ベン図を使う一番の目的は「共通部分(重なり)」の大切さを伝えることなのに、その肝心な部分のデザインに制限があるのは困りますよね。
キレイなスライドを作りたいなら、透過に頼らない別の方法を使う必要があります。
重なり部分の色を自由に変える裏ワザ「図形の結合」
透過の限界を乗り越えて、ベン図の重なり部分だけを好きな色で塗りつぶすには、PowerPointの「図形の結合」という機能を使います。
この機能を使えば、重なり合った複数の図形を、交差している境界線に沿ってバラバラのパーツに分けることができるんです。
パーツが独立すれば、それぞれに別々の色や枠線を設定できるので、重なり部分だけを強調したキレイなベン図が簡単に作れます。
具体的な手順はこんな感じです。
まず、正円をいくつかスライドに配置して、ベン図の形に重ねます。
次に、配置したすべての円を選択します。
複数の図形を選ぶには、Shiftキーを押しながら一つずつクリックするか、マウスをドラッグして全体を囲めばOKです。
すべて選択したら、リボンメニューの「図形の書式」タブを開いて、「図形の結合」というメニューをクリックします。
出てきた選択肢の中から「切り出し」を選ぶと、図形の交差部分がパズルのピースみたいに分かれます。
分割した直後は全部同じ色なので分かりにくいかもしれませんが、重なっていた部分をクリックすると、そこだけが独立した図形として選べるようになっています。
あとは、その交差部分に好きな色を設定するだけです。
この方法なら、透過で色が濁る心配がなくなって、会社のイメージカラーやスライドのテーマカラーに合わせたキレイな色が使えます。
プレゼンで一番大事な「重なり部分」を美しく、分かりやすく表現するための必須テクニックです!
ベン図をもっとキレイに仕上げるデザインのコツ
図形を分割して色を自由に変えられるようになったら、次はベン図全体をプロっぽい見た目に仕上げましょう。
まず意識したいのが「枠線」です。
PowerPointで図形を挿入すると、最初は枠線がついていますが、枠線と塗りつぶしの両方があると、図形の主張が強すぎて情報が頭に入りにくくなります。
基本的にはすべてのパーツを選択して「枠線なし」に設定して、スッキリしたデザインにするのがおすすめです。
色使いも大事なポイントです。
ベン図の外側の円には、薄いグレーやパステルカラーなど、目立たない淡い色を使います。
そして、一番伝えたい「重なり部分」だけに、赤や青などのはっきりした色を使います。
このようにメリハリをつけることで、見る人の目が自然と大事な交差部分に向かいます。
色を使いすぎると何が重要なのか分からなくなるので、全体で3色くらいに抑えるのがコツです。
あと、図形の中に入れる文字の扱いも見た目を左右します。
細かく分割したパーツに直接文字を入力すると、余白が足りなくて変な位置で改行されることがあります。
これを防ぐには、図形に直接文字を打つんじゃなくて、背景を透明にした独立したテキストボックスを作って、図形の上に重ねる方法がおすすめです。
文字のサイズや位置を調整しやすくなって、図形の形に縛られずにキレイなレイアウトが保てます。
完成したら、図形とテキストボックスをまとめてグループ化しておくと、後から動かすときも形が崩れなくて便利です。
場面に応じた使い分けと便利ツールの活用
PowerPointには、図形を組み合わせて作る方法のほかに、「SmartArt」という図解作成の機能もあります。
挿入タブからSmartArtを選んで、「集合関係」のカテゴリを見ると、最初からベン図のテンプレートが用意されています。
この機能を使えば、テキストを入力するだけで自動的にレイアウトが調整されるので、作成時間を大幅に短縮できます。
ただし、SmartArtで作ったベン図は、図形ごとの細かい位置調整や、重なり部分だけを完全に別の色に塗るといった柔軟な編集が難しいという弱点があります。
なので、情報がシンプルで急いで資料を作りたいときはSmartArtを使って、デザインや特定の部分の強調にこだわりたいときは、さっき紹介した「図形の結合(切り出し)」で自作する、というように使い分けるのが効率的です。
もしPowerPointでの図形操作に限界を感じたり、もっと複雑なベン図を作りたくなったりしたら、外部の無料グラフ作成ツールを使うのも一つの手です。
数値を入力するだけで円の大きさや重なりの面積を正確に計算して、キレイな図を作ってくれるオンラインツールもたくさんあります。
作った画像を書き出してPowerPointに貼り付ければ、スライドのクオリティがグッと上がります。
図解はプレゼンの説得力を決める大事な要素です。
標準機能や便利なツールをうまく組み合わせて、相手に「伝わる」キレイな資料作りを目指してくださいね!
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