PowerPointを自動再生する方法をお探しですね。

店頭で商品やキャンペーンをアピールするために、デジタルサイネージを導入するお店が増えていますよね。

でも、専用のシステムを買わなくても、普段使っているPowerPoint(パワポ)で十分対応できるんです。

この記事では、店頭のモニターでパワポを自動再生して、ずっとループさせる方法をわかりやすく解説します。

スタッフが付きっきりじゃなくても、動画みたいにスムーズに情報を流し続けられるコツや、よくあるトラブルの対処法もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

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パワポを自動再生・無限ループさせる基本の設定

店頭のモニターやプロジェクターにパソコンを直接つないで映像を流す場合、パワポの標準機能を使うのが一番簡単です。

まずは、スライドが最後まで行ったら自動で最初に戻る「無限ループ」の設定をしましょう。

やり方はとても簡単。

画面上の「スライドショー」タブから「スライドショーの設定」を開いて、「Escキーを押すまでループする」にチェックを入れるだけです。

これで、スライドが終わっても勝手に止まらず、ずっと繰り返し再生されるようになります。

次に、クリックしなくても自動でスライドが進むように設定します。

「画面切り替え」タブを開いて、右側にある「タイミング」のところを見てください。

「自動的に切り替え」にチェックを入れて、スライドを表示させたい秒数を入力します。

すべてのスライドに同じ設定を使いたいときは、「すべてに適用」ボタンを押すのを忘れずに。

この2つの設定をするだけで、パソコンでスライドショーを始めれば、あとは放っておいても自動で画面が切り替わって、最後まで行ったらまた最初から始まる、という店頭サイネージにぴったりの動きができあがります。

お客さんに見せる場合は、マウスのポインタが画面に映らないように設定しておくのも大事です。

また、スライドショーの種類で「自動プレゼンテーション(フルスクリーン表示)」を選んでおくと、うっかり別のキーを押しても設定が崩れにくくなるのでおすすめです。

動画(MP4)に変換してループ再生する便利な方法

店頭の状況によっては、サイネージ用にずっとパソコンをつなぎっぱなしにするのが難しいこともありますよね。

パソコンはレジや事務作業で使いたい、という場合は、パワポのデータを動画ファイル(MP4)に変換する方法がとても便利です。

最近の液晶テレビや業務用モニターの多くは、USBメモリを差し込むだけで動画をループ再生できる「メディアプレーヤー機能」が付いています。

この機能を使えば、パソコンなしで手軽にデジタルサイネージが運用できるんです。

パワポを動画にする手順も簡単です。

画面左上の「ファイル」から「エクスポート」を選んで、「ビデオの作成」をクリック。

画質は「フルHD(1080p)」を選べば、店頭のモニターで十分きれいに映ります。

「各スライドの所要時間」に、1枚のスライドを表示させたい秒数を入力して、「ビデオの作成」ボタンを押せばMP4ファイルの完成です。

スライド内にアニメーションや動画、音声を入れている場合も、そのまま一つの動画として書き出されるので安心してください。

できあがったMP4ファイルをUSBメモリに保存して、店頭のモニターに挿して再生してみましょう。

テレビやモニター側のリモコンで、リピート再生やループ再生を「オン」にすれば、営業時間中ずっと自動で映像が流れ続けます。

この方法の良いところは、パソコンがフリーズしたり、OSの更新通知が画面に出てきたりするリスクを完全に防げることです。

長時間の無人運用を前提とする店頭サイネージでは、動画化してUSBメモリで再生するスタイルが一番安定していて、スタッフの手間もかからないのでおすすめです。

スライドの切り替え時間を調整して効果を高めるコツ

店頭サイネージは、立ち止まってじっくり見てくれる人だけじゃなく、歩きながらチラッと見るだけの人にも情報を伝えないといけません。

だから、スライドの切り替え時間やアニメーションの使い方が、効果を大きく左右します。

一般的に、1枚のスライドは「3秒から5秒くらい」表示するのがちょうどいいと言われています。

短すぎると文字を読み切る前に次に行っちゃってストレスになるし、逆に長すぎると動きがなくて通行人の目を引けなくなっちゃうんです。

パワポで自動切り替えを設定するときは、スライドの情報量に合わせて秒数を調整するのがポイントです。

例えば、キャッチコピーと大きな商品写真だけのシンプルなスライドなら3秒くらいでテンポよく、商品のスペックや料金プランを細かく書いたスライドなら7秒から10秒くらい長めに設定するといいでしょう。

スライドごとに「画面切り替え」タブで個別の秒数を設定できるので、実際にストップウォッチで測りながら声に出して読んでみて、ちゃんと理解できる時間があるかテストしてみてください。

あと、画面の切り替え効果(トランジション)やアニメーションを使いすぎないように注意しましょう。

フェードやスライドインなどの効果は視線を集めるのに便利ですが、やりすぎると安っぽく見えたり、かえって情報が伝わりにくくなったりします。

サイネージとして使う場合は、「フェード」や「押し出し」みたいなシンプルでスムーズな切り替え効果に統一して、プロっぽい印象を与えるようにしましょう。

文字サイズはなるべく大きくして、遠くからでも一目で内容がわかるようにコントラストを強くするのも、店頭での注目度を上げる大事なポイントです。

自動再生が止まってしまうときの原因と解決策

いざ店頭でパソコンをつないでパワポのスライドショーを始めたのに、「しばらくすると画面が真っ暗になる」「スライドが途中で止まる」というトラブルはよくあります。

これらの問題は、パワポの設定じゃなくて、パソコン自体のシステム設定(OS側の設定)が原因のことが多いんです。

一番多いのが、パソコンの省電力機能によるスリープや画面消灯です。

これを防ぐには、WindowsやMacの設定画面から「電源とスリープ」を開いて、画面の電源を切る時間やスリープに入る時間を「なし(無効)」に変更しておく必要があります。

次に気をつけたいのが、スクリーンセーバーの起動やシステムからの通知ポップアップです。

自動再生を数時間続けていると、セキュリティソフトの更新通知や、OSのアップデートを促すメッセージが画面の右下に突然出てきちゃうことがあります。

お客さんに不要な情報を見せないためにも、Windowsの「集中モード(または応答不可モード)」をオンにして通知をブロックしましょう。

また、マウスポインタが動いて画面下のタスクバーが出てきちゃうのを防ぐため、タスクバーの設定で「自動的に隠す」を有効にしておくのも効果的です。

万が一のトラブルに備えて、運用マニュアルをスタッフ間で共有しておくのも大切です。

エラーを防ぐための基本チェックポイントはこちら:

・パソコンの電源とスリープ設定を無効にする
・不要なポップアップ通知を事前にオフにする
・スライドショー設定の「Escキーを押すまでループする」を確認する

こんな感じで、サイネージを再生する前の確認事項を用意しておけば、機械に慣れていないスタッフでも迷わず設定できるようになります。

ちょっとした工夫と事前準備をするだけで、パワポは高額な専用システムに負けないくらい立派なデジタルサイネージツールとして活躍してくれます。

お客さんの目を引く魅力的なコンテンツを作って、スムーズな店頭プロモーションを実現してくださいね。

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